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SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年、ニューヨークで開催された国連サミットにおいて全ての加盟国(193カ国)が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
Sustainable Development Goalsの略称で、頭文字を取って、『SDGs』と書きます。『持続可能な開発目標』という意味で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。
持続可能な開発を発生するためには、経済成長、社会的包摂、環境保護という3つの主要素を調和させることが不可欠です。
※志布志高校の生徒さんと一緒に分かりやすくまとめてみました。
SDGsの目標は、「全ての人間が豊か地球環境で、充実した持続可能な生活を送ることが出来るように、自然と調和した社会を作り、経済も成長できるよう、みんなで協力しよう」という思いで作られました。
これらの目標は、各国の国情、能力、開発水準を考慮し、国内の政策と優先課題を尊重しながら、全世界で適用できるようになっています。そして、各目標は、5つの「P」という重要な分野に分類されています。
People(人間)、Prosperity(豊かさ)、Planet(地球)、Peace(平和)、Partnership(協力)
貧困をなくそう<外部リンク>
飢餓をゼロに<外部リンク>
すべての人に健康と福祉を<外部リンク>
質の高い教育をみんなに<外部リンク>
ジェンダー平等を実現しよう<外部リンク>
安全な水とトイレを世界中に<外部リンク>
エネルギーをみんなに、そしてクリーンに<外部リンク>
働きがいも経済成長も<外部リンク>
産業と技術革新の基盤をつくろう<外部リンク>
人や国の不平等をなくそう<外部リンク>
住み続けられるまちづくりを<外部リンク>
つくる責任、つかう責任<外部リンク>
気候変動に具体的な対策を<外部リンク>
海の豊かさを守ろう<外部リンク>
陸の豊かさも守ろう<外部リンク>
平和と公正をすべての人に<外部リンク>
パートナーシップで目標を達成しよう<外部リンク>
※各目標を詳しく知りたい方は、アイコンをクリックしてください。
それぞれの目標は相互に独立しているものではありません。そのため、総合的に取り組むことが必要です。全ての目標に相関関係があるのです。
例えば、ビニール袋ゴミを食べてしまうウミガメを守りたいという思いが、すべての人を健康にし、住み続けられるまちづくりに繋がるのです。一見関係がないと思われる事柄は実は関連していて、問題を解決する糸口にもなるのです。
17の目標は、お互いに繋がっていて、関連しています。だから、SDGsのアイコンは円なんだね。
SDGs参考:国連広報センター<外部リンク>