本文
瀬戸口 光44歳、イチゴ農家5年目です。(令和6年12月現在)
志布志市出身で、妻と2人で就農しました。品種は「さがほのか」を主に育てています。
地元高校卒業後、今まで溶接工や飼料会社等に勤めてきましたが、自然が好きで農業に興味があり、イチゴが好きだったことからイチゴ農家を目指しました。両親が鮮魚店を営業しており、全く畑違いの仕事を始めることになりましたが、一切反対されることもなく、農業を始めることを応援してくれました。
JAあおぞらにイチゴ部会があり、その中で指導を受け、情報交換など行い、親睦を深めてきました。
また、農業を始める際に、ビニールハウスや栽培設備の解体・再設置も自ら行ったので、地元の親兄弟や友人の力を借りることができたのは、大きな助けとなりました。
昔は、イチゴ農家はもっと多かったが、今では新規就農者も少なくなっています。イチゴ農家を始めるために、栽培方法・経営を指導する体制を整えれば、もっと新規就農者を受け入れやすくなると思います。
私は、今の仕事が趣味と言っても良いくらい、イチゴが好きなので、今が一番充実しています。仕事で大変な思いをすることはありますが、応援してくれる人がたくさんいて、農業をするうえで大きな支えとなっているので、いつも感謝しています。
育苗が春から始まり、梅雨の大雨や、夏の猛暑・台風といった、気候の変動が激しい時期に育苗しなければならなく、どう育成したら良い、という正解を導き出すのが難しいので、安定した苗作りを目指しています。
良い苗が作れたら、良いイチゴ作りにもつながるので、経験を積み、例年安定した苗作りが出来るよう励んでいます。