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11月4日、5日の2日間、鹿児島県総合防災訓練が4年ぶりに実施され、今回はマグニチュード9.1の巨大地震発生により、最大7.3mの津波発生を想定した訓練が本市と大崎町、東串良町の1市2町で開催されました。本市で実施された訓練に志布志市災害対策本部長として私も参加しました。
新若浜地区では、倒木や垂れ下がった電線で通行できない状況を再現。令和4年3月に策定した「鹿児島県道路啓開計画」に基づき、電線の取り除きや横転車のレッカー移動など各事業者がスムーズに処置していました。陸上ではその他にも土砂に埋もれた車両や、がれきに覆われた家屋からの人名救出訓練も実施され、海上ではヘリコプターや救助用ボートを用い、要救助者救出訓練を実施し、緊急時の手順確認などを行いました。訓練には県内各地から多くの消防本部が参加し、自治体の枠を超えた広域避難などを見据え、防災関係機関が緊密な連携の下、実践的・効果的な訓練の機会となりました。
地震や津波などの自然災害は、いつどこで起こるかわかりません。今回の訓練を踏まえ、関係機関との緊密な連携にさらに注力するとともに、「誰もが安心できる災害に強いまち」を目指し、防災対策に全力で取り組んでまいります。
安全・安心のために、一人一人が津波発生などを想定して、日頃から志布志市総合防災マップを活用し、非常時持ち出し品の準備や避難経路の確認など、防災対策へのご協力をよろしくお願いします。