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志布志港の歴史

更新日:2023年5月1日更新 印刷ページ表示

志布志港の歴史

志布志港は,南九州地域における国際物流拠点港として着実に発展しています。
  • 志布志港は古くから海を糧に栄え,平安時代末期に開かれた大隅,薩摩,日向に誇る広大な荘園・島津荘の唯一の水門(港)として,この地の発展に大きな足跡を残しています。海上交易が盛んになった江戸時代には,内外交易でひらけ,「志布志千軒の町」とうたわれるほどの町並みを形成し,活況を呈していました。
  • 近年に至って,志布志港は鹿児島県東部地域の流通拠点港湾として整備が進められ,昭和44年4月には,国の重要港湾の指定を受けました。
  • 現在では本港地区,外港地区,若浜地区,新若浜地区の4つの地区で形成され,この内,若浜地区は,昭和60年の埋立竣功以来,昭和62年4月の開港指定や大型船のけい留施設等の整備による世界各国からの穀物船等の就航、臨海工業用地への大規模な穀物貯蔵施設・配合飼料製造業の関連企業等の立地により,南九州地域の物流拠点として経済発展に大きく寄与しています。
  • 新若浜地区では,国際コンテナターミナルが平成21年3月に供用開始しており,また,コンテナ船の2隻同時接岸による効率的な荷役が可能となる岸壁延伸部(80m)が令和4年1月に供用開始しました。
  • また,飼料穀物の効率的な輸入に向けた船舶の大型化に対応するため,平成29年4月から,国際バルク戦略港湾(穀物)としての整備に着手しました。
  • このほか,税関,出入国管理,検疫のCIQ機能も完備されています。
時代 出来事
明治 44年 県が港の調査に着手
大正 2年

町制施行
( 町制施行 )

8年 築港起工式
昭和 6年 築港竣工式
10年 大阪商船が定期航路を開設
11年 築港が地方港湾に指定
25年 防波堤災害復旧工事と第一岸壁の修築・浚渫
26年 防波堤延長工事
27年 防波堤延長工事
28年 地方港湾の指定
32年 岸壁の改修・浚渫、防波堤工事始まる
34年 物揚場・取付護岸・防波堤・護岸工事始まる
35年 防潮堤延長工事
36年 防潮堤延長工事
37年 防波堤災害復旧工事と臨海倉庫建設、導灯改造
38年 導灯完成、物揚場改築・航路浚渫
39年 物揚場改築、防波堤嵩上
40年 物揚場改築、防波堤嵩上
41年 防波堤嵩上、物揚場・泊地浚渫
42年

物揚場・岸壁・漁船泊地・大型船泊地浚渫

港湾計画 ( 外港地区の設定 )

43年 岸壁・物揚場を改築、新港の竣工式
44年 国の重要港湾に指定 ( S44.4 )
47年 港湾計画 ( 外港地区の拡大 )

49年

外港地区第二突堤埋立着手
51年

外港地区第一突堤供用開始 ( S51.12 )

52年 さんふらわぁ就航 ( 大阪航路 )
54年

鹿児島県志布志湾港湾事務所完成の画像
鹿児島県志布志湾港湾事務所完成

港湾計画 ( 若浜地区の埋立造成 )
55年 外港地区第二突堤供用開始 ( S55.7 )
若浜地区埋立着手
運輸省志布志港工事事務所設置
57年 土地再開発用地完成
58年 晴海汽船就航
60年

若浜地区工業用地分譲開始の画像
若浜地区工業用地竣工  ( 107ha )

61年 若浜大橋完成
東南アジア定期航路開設

工業用地の分譲開始 ( 49.7ha )

62年 開港指定 ( S62.4 )
植物防疫港の指定 ( S62.4 )
門司植物防疫所出張所開設
長崎税関出張所開設
若浜地区供用開始 ( S.62.12 )

「志布志港湾振興協議会」発足

フェリーありあけ就航 ( 東京・大阪航路 )
63年 無線検疫港の指定 ( S.63.1 )
出入国港の指定 ( S.63.4 )
平成 元年 検疫港の指定 ( H元.10 )
福岡入国管理局出張所 開設
鹿児島検疫所出張所 開設
2年 たかちほ就航
3年 きりしま就航
4年 志布志港湾合同庁舎 完成
鹿児島海上保安部志布志分室 開設
5年 Tsl誘致候補地に決定

港湾計画改訂 ( ~17年 )

[ 国際コンテナターミナルの整備 ( 新若浜地区の整備 ) ]

[ 旅客千埠頭の整備 ( 若浜地区 ) ]

7年 蘇州号就航
コンテナ定期航路開設( 中国航路 民生神原有限公司 )( H7.4 )
8年

中核国際港湾に位置づけ

( 運輸省第9次港湾整備計画 )

9年 「 国際交流インフラ推進事業 」対象地域に指定
新若浜地区起工式及び着工
動物検疫港の指定 ( H9.4 )
ガントリークレーン1号機設置 ( H9.2 )
指定保税地域の指定 ( 外港地区第二突堤 ) 2.0ha ( H9.7 )
10年 「 志布志港ポートセールス推進協議会 」発足 ( H10.1.2 )
11年 客船 ふじ丸 入港 ( 商船三井クルーズ )
コンテナ定期航路開設 ( 香港・台湾航路( OOCL ) ) ( H11.11 ) 
国際フィーダーコンテナ定期航路開設  ( H11.11 )
旅客船埠頭一部完成 ( 岸壁 )
12年 コンテナ定期航路開設 ( 台湾航路東京船舶・愛媛オーシャンライン )
中核国際港湾の指定
14年 コンテナ定期航路開設(  中国航路 民生輪船 )
中国航路( 神原汽船 )開設
ガントリークレーン2号機設置 ( H14.3 )
指定保税地域の追加指定 ( H14.2 )  2.0ha → 4.7ha
15年 コンテナ定期航路開設 ( 中国・韓国航路 神原汽船  )( H15.6 )
台湾航路( 台湾航路 APL )
16年 若浜地区旅客船ふ頭 完成 ( H16.3 )
指定保税地域の追加指定 ( H16.4 )  4.7ha → 8.4ha
フェリーたかちほ就航
外貿コンテナ取扱量 年間5万TEU達成 ( H16.11.8 )
18年 コンテナ定期航路開設 ( 韓国航路 STXパンオーシャン )
コンテナ定期航路開設( 韓国航路 南星海運 )
松島丸就航 ( 沖縄航路 )
21年

指定保税地域
指定保税地域の追加指定 ( H21.1 ) 8.4ha → 25.7ha

新若浜地区国際コンテナターミナル供用開始  ( H21.3 )

コンテナ定期航路開設( 韓国航路 興亜海運 )

客船 にっぽん丸 入港 ( 商船三井クルーズ )
22年 コンテナ定期航路開設 ( 国際フィーダー航路 井本商運 )
23年 コンテナ定期航路開設 ( 韓国航路 長錦商船)
国際バルク戦略港湾 ( 穀物 ) 選定 ( H23.5 )
25年 コンテナ定期航路開設 ( 国際フィーダー航路 鈴与海運 )
コンテナ定期航路開設 ( 韓国航路 高麗海運 )
26年 客船 ぱしふぃっくびいなす 入港 ( 日本クルーズ客船 )
30年 志布志港ふ頭再編改良事業着工
コンテナ取扱量10万TEU突破 ( H.30.12 )
31年 新若浜地区国際コンテナターミナル岸壁延伸着工
令和 4年 新若浜地区国際コンテナターミナル岸壁延伸部供用開始 ( H.4.1 )
5年 農林水産物・食品輸出促進計画の認定 ( H5.5 )

 

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