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子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種について〈定期予防接種〉
このワクチンは、子宮頸がんの原因の一つとなるヒトパピローマウイルスの感染を予防するワクチンです。子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)は、平成25年4月1日から定期接種となりましたが、直後に接種部以外の体の広い範囲で持続する疼痛等が報告され、厚生労働省は、積極的な勧奨を一時的に差し控えるよう通知しました。その後およそ9年間厚生労働省の審議会において継続的に議論され、安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたことから、令和4年4月から、積極的な勧奨が再開されています。
定期予防接種について
対象者
- 接種日時点に志布志市に住民登録のある方
- 12歳となる日の属する年度の初日から、16歳となる日の属する年度の年末までの間にある女子
(小学6年生から高校1年生相当の女子)
※高校1年生相当(平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれ)の方の接種期間は令和7年3月31日で終了します。接種完了までには、標準的なスケジュールで約半年の期間、最短で4か月の期間を要します。標準的なスケジュールで接種できない場合は、最短の4か月間での接種も可能ですが、医師との相談の上、体調を十分に考慮し無理のない範囲で接種を行うようにしてください。
接種にあたっては、厚生労働省の下記リーフレットやホームページ等を参考に、ワクチンの有効性や副反応等について医師とよく相談し、検討してください。
【定期接種:小学6年生~高校1年生向け】
〔厚生労働省〕女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)<外部リンク>
〔厚生労働省〕女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)<外部リンク>
9価ワクチン接種のお知らせ<外部リンク>
接種時に持参するもの
1.志布志市が発行する予診票
志布志市発行の予診票を紛失された方、転入等によりお持ちでない方は再発行が必要です。
母子健康手帳をお持ちの上、保健課窓口までお越しください。(志布志庁舎、松山庁舎でも発行できます。)
2.母子健康手帳
3.健康保険証
4.同意書(保護者が同伴しない場合のみ) (PDFファイル/830KB)
接種日に13歳未満の方は、保護者の同伴が必要です。ただし、13歳以上16歳未満の方は、保護者が署名した4.同意書を持参することで保護者の同伴がなくても接種することができます。
16歳以上の方は、保護者の同意は必要なく、本人の同意により接種を実施します。
ワクチンの種類
これまで定期予防接種の対象となるワクチンは、2価(サーバリックス)及び4価(ガーダシル)の2種類でしたが、令和5年4月から9価(シルガード)も定期予防接種の対象に追加され3種類となっています。
※すでに2価あるいは4価ワクチンを用いて途中まで接種している場合、同じ種類のワクチンで接種を完了することが原則ですが、医師との相談の上途中から9価ワクチンに変更して残りの接種を完了(交互接種)することも可能です。
シルガード9(9価)
ガーダシル(4価)
サーバリックス(2価)
予防接種実施医療機関
接種前に必ず医療機関へ予約をしてから受診してください。
事情により、下記以外の医療機関での接種を必要とする方は、事前に保健課までご連絡ください。
【市内】医療機関
医療機関 | 電話番号 |
サーバリックス(2価) ガーダシル(4価) |
シルガード9(9価) |
手塚クリニック | 099-472-5565 | 〇 | 〇 |
陽春堂内科診療所 | 099-472-5511 | 〇 | 〇 |
志布志中央クリニック | 099-472-3100 | 〇 | 〇 |
山口内科 | 099-473-1188 | 〇 | |
さくらやまクリニック | 099-472-1100 | 〇 |
【市外】医療機関
- 曽於・鹿児島県医師会加入の医療機関(曽於市、鹿屋市、鹿児島市など)
医師会加入の医療機関はこちら(鹿児島県医師会のホームページに移動します)<外部リンク>
ホームページに移動後、受診希望の地区を選択してください。医療機関一覧が表示されるので、Hpvワクチン実施可能であるかご確認ください。
- 都城市北諸県郡医師会に加入する医療機関(かかりつけの方のみ接種が可能です。)
都城市北諸県郡医師会医療機関一覧表(子宮頸がんワクチン) (PDFファイル/316KB)
- のだ小児科医院(串間市)