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熱中症から命を守る行動を!

ページID:0026416 更新日:2024年7月24日更新 印刷ページ表示

熱中症による救急搬送者数が増加しています

 鹿児島県は、全国で一番気温が高い日が続くなど、熱中症が増加しています。まだまだ厳しい暑さが続くことが予想され、今後も多くの方が熱中症で救急搬送されるおそれがあることから、引き続き注意・警戒が必要です。

熱中症警戒アラート発令中!

 鹿児島県では、熱中症の危険性が極めて高いことを知らせる「熱中症警戒アラート」が連日発表されています。熱中症による健康被害が生じる恐れがあるため、熱中症警戒アラート発令時は、運動等を中止し、他人事と考えず普段以上に徹底した、暑さから命を守る行動を心がけてください。。

熱中症とは

 高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、脈が早くなる、手足のけいれん、めまいなどにはじまり、重症例では意識障害やショックなどがみられ、場合によっては死に至ることもあります。特に、体温調節能力が低下している高齢者や体温調節機能が十分に発達していない子どもは注意して見守るようにしましょう。また、高血圧、心臓病、糖尿病などの病気のある人や体調がよくないときなども注意が必要です。

 熱中症の症状

 初期症状(重症度1度)

 頭痛・めまい・吐き気・足がつる(こむらがえり)・大量の発汗など

 重症度2度

 頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感(体がぐったりする、力が入らない)など

 重症度3度

 意識障害・痙攣・手足の運動障害(呼びかけや刺激への反応がおかしい、体がガクガクとひきつけがある、真っ直ぐ歩けない・走れない)・高体温(体に触ると熱い)など

熱中症の応急処置

 エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる

 衣服をゆるめ、からだを冷やす (特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)

 自分で飲めるようであれば、水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給する

 自力で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう!

熱中症の予防対策​

【室内では】

 ・扇風機やエアコンで温度を調節する

 ・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用する

 ・室温をこまめに確認する

【屋外では】

 暑い中での無理な運動はさける

 ・天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える

 ・日傘や帽子を着用する

 ・日陰を利用する

 ・こまめに休憩をとる

【からだの蓄熱を避けるために】

 ・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する

 ・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう!
夏こそ、3度の食事と十分な睡眠・休養をとりましょう!特に、朝食はしっかり食べましょう!

熱中症予防情報

環境省では、10月23日まで熱中症予防情報として「熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラート」やアラート発表の根拠となる「暑さ指数(Wbgt)」の自動配信サービスを行っておりますので、「危険な暑さ」に関する情報を確認するようにしましょう。

 (環境省)熱中症予防情報サイト<外部リンク>

 ​(環境省)熱中症警戒アラートメール配信サービス(個人向け)<外部リンク>

 ​(環境省)暑さ指数(Wbgt)メール配信サービス(個人向け)<外部リンク>

 (厚生労働省)熱中症予防のための情報・資料サイト<外部リンク>

被災住民等の熱中症対策

 災害時の熱中症予防 (PDFファイル/415KB)

 エアコンが使用できないときの熱中症対策 (PDFファイル/2.07MB)

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