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文化財巡りバスツアー「戦火なき防衛線~志布志湾上陸計画の残響~」が開催されました!
令和7年9月20日、戦後80年特別企画として、志布志市内に残る戦跡を巡るバスツアーが開催されました。
定員を超える申し込みをいただきましたが、バスの座席数の都合から早期に受付を締め切らざるを得ない状況となり、
補助席を利用して可能な限りの参加者を受け付けることとなりました。
戦後80年の節目にあたり、戦争や戦跡への関心が高まっていることを実感するところでした。
当日は市内外から24人が参加され、降雨により一部行程を変更しましたが、押切のトーチカ跡や権現島水際陣地跡など
アメリカ軍の志布志湾上陸作戦に備えて築かれながら、実際には使われることなく終戦を迎えた防衛陣地などを巡りました。
参加者は普段は入れない地下壕などを見学し、「もしも8月15日に終戦を迎えていなかったら……」と思いを巡らせていました。
市教育委員会では、年数回、史跡巡りウォーキング事業、文化財巡りバスツアー事業を実施し、市内の文化財を探訪するイベントを開催しています。
ぜひご参加いただき、志布志市の文化財と歴史を再発見してください。
松山歴史民俗資料館 戦争関係展示 押切のトーチカ跡
権現島水際陣地跡 地下壕 志布志湾への上陸を狙い撃つ銃眼