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農薬適正使用について
食の安全・安心に対する関心が高まる中、環境と調和した農業を推進するため、農薬取締法に基づき安全性が評価された登録農薬の適正使用を徹底しましょう。
重点推進事項
適期・適正な防除の推進
病害虫防除所が提供する「病害虫発生予察情報」や「農薬使用の手引き」、県が定める「適正な農薬使用の指導指針」等を参考に防除を行いましょう。
農薬使用基準の遵守
使用前に、農薬容器等のラベルに記載されている使用方法をよく読んで正しく使用しましょう。
農薬残留基準超過のないよう留意しましょう。
農薬の飛散防止
周辺農作物に飛散しないよう、風向や防除器具のノズルの向き等に十分注意しましょう。
隣接ほ場における耕作者同士の農薬散布の事前情報交換を行いましょう。
散布作業者の安全確保
散布するときは、必ず防除着やマスクを着用しましょう。
周辺環境への危被害防止
ほ場周辺の宅地や畜舎、養蜂、魚介類などに危害を及ぼさないよう、また、河川等を汚染しないように十分注意しましょう。
※クロルピクリン剤等の使用にあたっては、人畜に被害を及ぼす恐れのあるところでは使用せず、施肥後は必ず被覆を行うなど、十分な危被害防止対策を講じてください。
防除器具の洗浄
防除器具の洗浄が不十分であると、残った農薬が原因で農薬残留基準を超過する恐れがあります。
防除器具は、使用前にも洗浄し、使用後は速やかに洗浄しましょう。
航空防除における事故防止と危被害防止
航空防除の例:有人ヘリコプター、無人航空機(ドローン等を含む)
関係法令を遵守するとともに、ガイドライン等を参照し、事故防止に努めるとともに、周辺住民等へ周知し、散布区域及び周辺における危害防止に万全を期してください。
実施する際には、事前に散布対象のほ場や周辺作物等の確認を徹底し、対象外のほ場への誤散布や周辺作物等に飛散がないようにしましょう。
農薬の適正な管理等
農薬は飲食品のから容器等へ移し替えたりせず、施錠できる保管庫等で厳重に管理しましょう。
※空き容器等は、適正に処理しましょう。回収についてはこちら→志布志市ホームページ