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市長コラム令和7年7月号

更新日:2025年7月9日更新 印刷ページ表示

戦後80年を迎え平和を願う

 今年は戦後80年です。

 私たちの暮らす鹿児島も、80年前、未曽有の空襲に見舞われました。昭和20年(1945年)、6月17日のことです。

 県都鹿児島市はアメリカ軍による大規模空襲により、市街地の約6割を焼き尽くされ、2316人の尊い命が奪われました。天文館など、市の中心部は壊滅的な被害を受け、当時の人々は避難する間もなく、家族や友人を失い、日常の全てを奪われました。

 「鹿児島県史」を確認すると、空襲による県全体の死者は3746人、住家は全焼が5万7049棟、被害のない市町村は僅かだったと記されています。

 今日まで、80年の月日が流れ、それぞれの地域は復興を遂げ、にぎわいと平和な日々が流れています。しかしながら、空襲の記憶は、戦争の悲惨さと平和の尊さを私たちに今も語りかけています。

 私たちが何気なく受け入れている平和な日常は、戦争を乗り越えた多くの方々の努力と願いの上に成り立っています。

 当たり前を疑うことで、平和に過ごせる日々のありがたさを感じることができます。まもなく終戦から80年をむかえます。ぜひ1分でもいいので空を見上げて、平和への祈りを捧げてみましょう。今を生きる私たち一人一人が、平和を守り伝えていく第一歩を踏み出す瞬間です。

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