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皆様におかれましては、新年を健やかにお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
昨年、市役所では、4月から全ての課においてグループ制を導入しました。市民サービスの向上を目指すために、グループで業務にあたり、簡素で効率的な運営ができるようになっています。そして各課長の権限により、グループ内の人事配置を柔軟に決めることができることもメリットの一つです。
次に、予定していました全ての地域にコミュニティ協議会が設置され、パートナーシップ協定も結びました。協議会が主体的で活発に活動を行うとともに、地域の課題に地域で対応できるように、市では人材面や財政面、施設面などの支援を継続して行ってまいります。
その他、牧之原特別支援学校までの長時間通学などが課題となっていましたが、この度、伊﨑田学園内に、特別支援学校が新設されることが決定しました。令和10年度の開校を予定し、準備を進めています。
本年におきましては、この1月から市役所の組織が大きく変わる本庁機能集約と組織の再編を行いました。限られた職員数で市民サービスの向上を図るためには、関係分野の連携や機能集約による効率化が不可欠です。人口減少や少子高齢化といった社会問題や社会情勢の変化に対応していくために、本庁機能を集約しました。
組織再編については、市における業務の効率化および市民サービスの向上に向け、社会状況の変化、職員間の連携を中心とした横断的な組織の見直しを図るために行いました。
具体的には、総合政策課に情報管理課を統合、みなと振興課とシティセールス課を設置、福祉課と保健課を再編して、こども子育て課、健康長寿課、福祉課を設置しました。
医療に関しましては、小児科設置に向けて、関係機関と連携し、できるだけ早期に実現できるように、取組を進めているところです。
3月には、都城志布志道路が全線開通されます。市民の皆様の利便性の向上や、志布志港直結による、さらなる地域活性化に期待しています。
結びに、本年が皆様にとって素晴らしい一年でありますことを祈念し、年頭のあいさつといたします。