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ロシア軍によるウクライナ侵攻が、連日テレビや新聞などで報道されています。令和の時代になっても、このような侵略戦争が起こる現実に、胸を痛める方も多いのではないでしょうか。
3月23日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、国会でオンライン形式の演説を行いました。演説ではアジアで初めてロシアに対する圧力をかけたのは日本だと謝意を示し、ロシアに対する経済制裁の継続を求めました。また、千発以上のミサイルが落とされ数十の町が破壊され、子どもを含めて数千人の市民が命を落としたことなど、ウクライナの惨状を語りました。
ウクライナでは、罪のない人たちの命が奪われています。また、ロシアは核兵器による武力行使も辞さないことを示唆しており、かつては考えられなかった核戦争がまさに現実味を帯び、世界中に緊張が走っています。
ウクライナの首都キーウに約20年間暮らし、通訳や剣道普及に尽力した志布志市出身の五代裕己さんが、2020年7月に44歳の若さで亡くなられました。裕己さんのご両親は「1日でも早く平和が戻ってきてほしいと願っています」とのことです。
私も一刻も早く停戦協議が整い、再びウクライナに平和な日が来ることを切望します。
本市としましても、ウクライナ支援のための募金箱を市役所の各庁舎に設置しましたので、市民の皆さんのご協力をお願いします。